思い出の小物たち (56) SONY Micro Cassette-corder M-900

 

家内が「これどうするの」と言って持ってきたのはマイクロ・カセット・テープ用の録音機「SONY Micro Cassette-corder M-900」。手に入れたのは1980年代前半で、1985年からの西ドイツ赴任に持参したものと思われます。当時のSONYは音響機器メーカーの先駆者として魅力的な製品を出し続けていましたが、いつの間にか、このようなドキドキする製品が生まれてこなくなりました。SONYだけでなく、日本におけるこの分野の製造業全体が往時の勢いを失ってしまったようです。

 

M-900

 

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思い出の小物たち (55) SONY ICF-7600

 

1985年に会社の後輩から譲ってもらったSONYのマルチ・バンド・ラジオ。台所で活躍していたのですが、寄る年波には勝てずに雑音が混じる状態となり、勇退されます。

 

ロンドンの現地法人への営業・会計システム導入のため、1985年3月から5月まで3か月ほど一緒に出張した後輩がこのラジオで毎晩日本からの短波放送を聞いていることを知り、出張後すぐに西ドイツ(当時)への赴任が決まっていたので、譲ってくれと無理矢理お願いしたことを思い出しました。あれから31年ですか。

 

SONY ICF-7600

 

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| すうさん | 08:28 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
思い出の小物たち (54) 花瓶

バックギャモンに続いて西ドイツ時代の想い出の花瓶。観光地として有名なローテンブルグに出かけた時に市庁舎前広場に面した土産屋で80年代後半に手に入れたもので、裏を見ると Rosenthal とあります。

1985年5月の赴任直後に1か月ほどこのローテンブルグにあるドイツ語学校で勉強する機会を得ましたが、日米欧の若者と仲良くなって毎日のように飲み歩き、ドイツ語の勉強どころではありませんでした。5年半の赴任期間中は英語で何とかなったので、結局ドイツ語は使い物にならず。高齢者になって改めて勉強しなおしたいとも思いますが、忙しい他の遊びを整理しないことには難しそうです。

花瓶

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| すうさん | 08:26 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
思い出の小物たち (53) バックギャモン

1985年から1990年までの西ドイツ駐在時代、業務系システムの維持管理を主な仕事としてたこともあり、専用線で結ばれ多数の端末や大型プリンターが設置されたハンブルグ支店には時々出張する機会がありました。今はなき支店はハンブルグ市中心の繁華街にあり、昼食後など街歩きしながらウィンドー・ショッピングを楽しみましたが、ある日衝動買いしたのがこのバックギャモン。

箱は木で、またサイコロのカップも木をくりぬいたもので、その頃から木の温もりをよしとしたのでしょう。久しぶりに押入れから取り出して見ると、中に入れてあったルール・ブックにシミができていて、玉手箱の中から30年前の空気が出てきたようでした。このルール・ブック、ルールも知らない小生のために、当時ロンドンにいた後輩がくれたもので、彼とは何度か対戦したものの1990年末の帰国後は一度も使っていません。今となってはルールを思い出すより、これと同じようなものを作ってみたい気持ちで、象嵌など加飾の勉強になりそうです。

バックギャモン

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| すうさん | 08:51 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
思い出の小物たち (52) パンク修理キット

家内の自転車がパンクしたということで、パンク修理キットを探していたら出てきたのがこれ。1980年代の西ドイツ駐在時代に買ったもので、左下に「W-GERMANY」とあります。中に入っていた虫ゴムなどはベタベタになっていましたが、当時乗っていたマウンテンバイクをこれで修理したんだなと、30年前を思い出しました。

パンク修理

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| すうさん | 08:43 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
思い出の小物たち (51) ウィンド・ブレーカー

1998年からのニューヨーク時代は、会社と関係が深かったゴルフ・クラブのメンバーにしてもらって、アップ・ダウンのきついコースでしたが、春から秋まで仲間とゴルフを楽しんだものです。社内のコンペもそこで開催されることが多く、胸にクラブのマークが刺繍されたこのウィンド・ブレーカーは部門コンペでの優勝賞品。ニューヨークでは郊外に家を借りていて、このゴルフ場までVWのNew Beetleで20分程、緑が一杯の林の中を走ったことを思い出しました。

ウィンド・ブレーカー

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| すうさん | 08:05 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
思い出の小物たち (50) 住所シール

隣に引っ越してきた弟が「家にこんなものがあったんだけど」と持ってきたのは、1985年から5年半の西ドイツ駐在時代に使っていたバック・パック。合成ゴムを使った製品の常として、内側は30年の間に加水分解してベタベタになって使える状態ではなくなりましたが、カバーについていた名札入れにこの紙片を見つけました。

2行目の住所は「レルヒェンシュトラッセ ズィーベン ウントゥ ツヴァンツィッヒ」と発音し、訳せば「雲雀通り27番地」。日本人学校の隣のアパートがこの住所で、そこの4階に住んでいました。出張などで空港までのタクシーを呼ぶ時には電話口のオペレーターにこの住所を伝えるのですが、日本人が不得意な「R」の発音、この場合は「レルヒェン」の「ル」と「シュトラッセ」の「ラ」の発音が難しく、最初の内は何回も聞き直されことを昨日のことのように思い出しました。

名札

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| すうさん | 08:58 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
思い出の小物たち (49) ゴルフ練習場利用券

机の抽斗から出てきたのは10年ほど前のゴルフ練習場の利用券。「やまゆりゴルフセンター」は地下鉄片倉町駅近くで距離は150ヤード程度。「TOPIC GOLF CLUB」は、第三京浜からもネットが見えますが、三枚町の畑の中の練習場で距離は200ヤード程度と、こちらは大型施設です。

腰の痛みでゴルフをやめるまでいずれの練習場でも「プロ」に何回か教えてもらいましたが、教える気があるのかないのか、勉強になったという記憶はありません。向こうからすれば朝から晩まで下手と付き合っている訳なのでそうなる気持ちも分かりますが、多分、日本中のゴルフ練習場の殆どの「プロ」たちはそんな感じなんでしょうね。

ゴルフ練習場利用券

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| すうさん | 08:36 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
思い出の小物たち (48) アディダス グランドスラム

この靴、アディダスのグランドスラムというスニーカーで、ソールの踵部分にプラスチックの棒が3本ささっているのが特徴です。30年間にわたるグランドスラムの思い出を少々。

グランドスラムに出会ったのは確か1985年の西ドイツ赴任前だったと記憶します。西ドイツで同じものを発見して、週末用、テニス用の靴として愛用し、室内テニスコート用のソールがツルツルのものも持っていました。

西ドイツから帰国する前年、1989年の夏休みにケニアに出かけ、モンバサの海岸で黒檀の彫刻と交換したことについては前に触れました

2002年末にニューヨーク赴任から戻り、暫くしてネットでグランドスラムの復刻版を見つけて早速手に入れ、この靴はそれから数えて3代目で、4年ほど履いてソールが剥がれかけてきたので最近引退したものです。他にもストライプが紺色のモデル、白色のモデルも持っていて、モノとヒトの波長がピッタリと合うと浮気できないということの好例です。

アディダス

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| すうさん | 08:03 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
思い出の小物たち (47) ThinkPad R32

2002年末に米国から戻ってすぐに買ったIBMのThinkPadを2004年末ハワイで車上荒しに盗まれ、2005年初にソフマップで買ったのが右側のThinlPad R32。2007年にVAIOが加わったので家内専用となりましたが「遅い」ということで数年前からアイロン台の一角で埃をかぶっていたのですが、とうとう廃棄することとなりHDDのクリーンアップ中。

仕様は、プロセッサーがPentium 4、メモリーは128MBを確か256MBにアップ、HDDは実測で27GB、LCDは1024x768。この時代のIBM PCの特徴として、キーボード中央に「トラックポイント」と呼ばれる赤い突起がカーソルを動かすために用意され、外付けのディスケット・ドライブが付いてきました。

人が年老いて次の世代に道を譲るのと同じで、左のVAIO君もそろそろ7年目となるので、身の振り方を考えなくては。

ThinkPad

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思い出の小物たち (46) 引出物


1978年2月の結婚式の引き出物はこの北欧製のグラス5個でした。ドイツだアメリカだと引っ越す間にわが家のものは全て割れてしまい、家内の実家から拝借してきたものを使っています。あれから35年半。年をとる訳です。

引出物

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思い出の小物たち (45) 三だいの機関車


昔々知人からいただいた「三だいの機関車」は子供たちに人気の機関車トーマスの初期の本で初版は1973年、この本は1985年の第19刷です。

ここに出てくるのはエドワード、ゴードンとヘンリーの3台で、トーマスは次の号に登場するようです。どの時点でトーマスが主役に躍り出てきたのでしょうか。

汽車のえほん

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思い出の小物たち (44) トランプ


40年近く前に米国留学中の友人からのプレゼントで、印刷してある「M T」は名前の頭文字。若いころはセブン・ブリッジなどで必死になったものですが、年をとってくるとトランプには触りませんね。最近の活躍の場は時々預かる幼稚園児とのババ抜きぐらいでしょうか。

トランプ

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思い出の小物たち (43) マウンテンバイク


1985年から1990年までの西ドイツ駐在時代に乗っていたマウンテンバイク。わが家周辺には乗り回すような道路がなく雨ざらしとなっていましたが、家内の古い自転車と合わせて2台1,000円で売れたということで、暗くなってから急きょ写真撮影。

ギアなどはShimano製、ドイツ人向けの大きなフレームなので女子供には乗りこなせない代物でした。ライン河沿いの道を走って、時々現れる小さなフェリーで対岸に渡ったり、途中でアイスクリームを食べたり、若かりし頃の思い出が詰まっています。アフリカあたりでお役にたってほしいですね。

マウンテンバイク

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思い出の小物たち (42) カンガルー


80年代のオーストラリアへの出張で見つけたのが、蹄鉄用の釘で作った小さなカンガルーの親子。生き生きとしています。屋根裏にしまっておいたら錆がでてきたので、これから錆取りと再塗装です。

カンガルー

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思い出の小物たち (41) 鍋いろいろ


思い出の鍋ではありますが、プラスチックの取っ手が焦げて壊れそうになったりして、最近全てステンレスの鍋に交換しました。

一番大きなアルミの鍋は友人M君の結婚披露宴の引き出物としていただいたもので、あれから30年近く使ったことになります。鍋も人間と同様に疲れてくるんでしょうね。

鍋3個

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思い出の小物たち (40) メモリー


ドイツ駐在時代に買ったメモリー、いわゆる神経衰弱ゲーム専用カードです。英語のMickey Mouseがドイツ語圏ではMicky Mausとなるんですね。

子育てサポートで預かっている6歳児と対戦しましたが、危うく負けるところで、記憶力の衰えを実感しました。現在2歳の孫との勝負に備えて、時々ひっくり返して練習しましょうかね。

メモリー

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思い出の小物たち (39) 駐車禁止表示


20年ほど前に弟がドイツのお土産としてくれたものを駐車場の扉に付けています。意味合いは次のとおりですが、横浜市における効果のほどは分かりません。

Privatparkplatz!
Widerrechtlich geparkte Farzeuge werden kostenpflichtig abgeschleppt

私有駐車場!
違法に駐車している車は(その車の)所有者の費用負担で撤去されます

駐車禁止表示

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思い出の小物たち (38) 鍋敷き


1982年の豪州出張時に買った鍋敷き、瀬戸物部分が割れてしまいましたが、まだ活躍中です。1932年完成の Sydney Harbour Bridge の50周年記念の品です。

長期出張では、この橋の上を通る地下鉄で郊外のモーテルから事務所まで往復していて、週末になると駐在員宅で大歓迎され、ゴルフを始めるきっかけにもなったし、シドニーは合計で1年以上滞在した思い出の地です。

鍋敷き

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思い出の小物たち (37) 玩具


弟が「こんなものがあったよ」と持ってきたのは20数年前に子供たちが遊んでいた玩具。屋根に「Baerenwald-Klinik(熊の森の診療所)」とあるので80年代後半、赴任先の西ドイツで買ったものでしょう。

孫に見せたら気にいった様子なので、タッカーの針が抜けてガタガタする屋根を直して、プレゼントにしますか。

玩具

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思い出の小物たち (36) 鍋


マンハッタンCanal Street近くの小洒落た店で1999年頃に買った鍋、一番大きなものでも直径約10cmで、装飾用に作られたものだと思います。

銅と真鍮の組み合わせが気に入っていて、いずれは金属、中でも真鍮と木とを組み合わせた作品を作ってみたいものです。

鍋

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思い出の小物たち (35) 大鋸


この大鋸(おが)、戦前に作られたものだと思います。Yahoo!オークションで買って作業場で埃をかぶっていましたが、昨年のデザインフェスタで小さな家の展示スペースとしてデビュー、家内の了解も得られて現在は居間に鎮座しています。

大鋸

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思い出の小物たち (34) ガラスの置物


若かったころ、よく海外出張に行きましたが、旅先で見つけた土産物にはいろいろありました。

オーストラリアではコアラなどの動物が柄についたスプーンやカラスミ、バンコックでは絹のクッションカバー、ドイツではワイングラスや蜂蜜、イギリスではタラコの燻製(コッド・ローと言います)などなど、思い出が一杯です。

写真はどこで手に入れたのか、スワロフスキーのクリスタルガラスの置物。台はコーヒーテーブルの脚を短くした時の端材にフェルトを貼ったものです。

ガラスの置物

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思い出の小物たち (32) 関数電卓


1973年春、世界一周旅行中のカリフォルニアで、両親からの送金を頼りに購入したHP製の関数電卓、数十年ぶりにスイッチを入れてみたら数字が表示されました。

当時の電卓といえば縦横30cm、高さ20cmくらいの大きな箱のようでしたが、この電卓は縦15cm、横8cmと掌に乗る大きさで、しかも関数キー、レジスター5個付きで簡単なプログラム作成が可能です。当時のレート308円で確か$300後半、ということは10万円を超えていました。

日本に帰ってきて暫くすると安いカード型関数電卓が発売され悔しい思いをしましたが、学生時代の実験結果の分析などに役立ったと記憶します。

関数電卓

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思い出の小物たち (31) 駐車許可証


ニューヨーク駐在時代は、郊外のOld Greenwich駅前の駐車場に車を置いてマンハッタンまで1時間程度の電車通勤という、いわゆる Park and Ride で、駐車する際は写真のプラスチック製タグを室内のバックミラーに引っかけておくルールでした。

1998年の年間駐車料金は$125(毎月$10程度)と日本では考えられないようなレベルで、Greenwich町のHPでは2010年でも年間$279(約2万円)ですと。

土地が広くて安いからこそできるサービスなんでしょうが、米国人は都市計画やサービス設計が上手であることも確かですね。

駐車許可証

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【動画】 思い出の小物たち (31) オルゴール


昔、会社の忘年会の抽選で当たったか、送別会でいただいたか忘れましたが、ジングルベルと共に鈴が鳴るオルゴールです。

西ドイツのローテンブルグにあるクリスマスショップで買ったクリスマス・デコレーションを背景に、久しぶりに動かしてみました。この木のデコレーション、当時の東ドイツ製で、丁寧な作りです。

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思い出の小物たち (30) 水銀スイッチ


小学生の時の工作で使った水銀スイッチ、傾斜に応じて左右に動く水銀を使って電流をオンオフする仕掛けで、風呂の水が一定水位を超えたらブザーを鳴らすためのスイッチとして使いました。

秋葉原の秋月電子通商のHPを見ると「マーキュロスイッチ」の名で今でも売られています。傾斜による鉄球の動きでオンオフするスイッチもあるようですが、水銀の場合は、接触抵抗が小さく経年変化も少ないことが特徴だそうです。

水銀スイッチ

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思い出の小物たち (29) 横浜助産院のおむつ


祖母が友人と戦前運営していた横浜助産院。確か平沼のあたりにあったと記憶します。

写真のおむつはそこで使われていたもので、小生、弟、それぞれの子供たちの股間を包んでくれましたが、木工作品のオイルを拭き取る役目をもって長い人生を全うすることとなりました。

それにしても小生の母親(89歳)はモノを捨てられない人で、5月の初孫誕生にこのおむつを引っ張り出してきました。他にも琺瑯(ほうろう)のおまる、寝る時に使った豆炭(まめたん)使用の小型行火(あんか)などが車庫の一角を占有しており、いずれ本カテゴリーで紹介します。

おむつ

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思い出の小物たち (28) 消しゴム


海外拠点用基幹システムの1981年秋の稼働開始に向け、1981年に入ってからは毎月のように残業200時間が続き、そのほとんどを仕様書作りに費やしたように記憶します。当時はワープロを使うことは珍しく、もっぱら鉛筆を駆使していましたが、特に夏は汗で紙が濡れて丸まってしまい苦労しました。

そのころから使っているドイツStaedtler社の消しゴムが残り少なくなったので探していたら、横浜駅西口の有隣堂で見つけました。1本136円也。長寿商品ですね。

消しゴム

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思い出の小物たち (27) 小物入れ


ドイツ時代に買ったライティング・デスクに付いているチーク集成材で作られた小物入れ。北欧デザインであればもっと繊細な作りになるのではないかと思いますが、これは東南アジア風で、大いに気に入っています。

このライティング・デスクには、図体の割には物が入らないペン皿なども付いていて、職人の遊び心を感じます。

小物入れ

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思い出の小物たち (26) ベルリンの壁


壁崩壊後の1990年に訪れたベルリンで手に入れたお土産です。プラスチックのケースに1961年8月13日から1989年11月9日と書いてあります。

1989年以前、仕事で東ベルリンには何回か出かけましたが、まともに食べられるものがないほど貧しく、加えて監視の目が絶えず光っているような緊張感一杯の社会でした。

ベルリンの壁

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思い出の小物たち (25) マルチバンド・ラジオ


1985年5月、当時の西ドイツに赴任した時に、日本語が恋しくなるだろうと持参したマルチバンド・ラジオ。後輩が持っていたものを赴任直前に無理やり譲ってもらったものです。発売直後の任天堂のファミコンも持って行って、暫くハマリました。

このラジオ、今は台所でかみさんの愛用品になっています。

ラジオ

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思い出の小物たち (24) 別冊サイエンス #39


1981年6月発行の別冊サイエンス#39「パーソナルコンピューター」、広告も含めて懐かしい写真で一杯。CPU、スクリーン、キーボード、ディスケット・ドライブ、プリンターが一体となった製品が当時の夢だったようです。

この年の8月に発表されたIBM PCは画期的な製品でしたが、この本には、そのような動きをうかがわせる記事は載っていません。

最近のiPhoneやiPadなど、米国の物作りは、物を提供するのではなく、物を通して利用者に「新しい経験」を提供するのだという開発思想が見事ですね。

別冊サイエンス

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思い出の小物たち (23) コア・メモリー


初期のコンピュータでは記憶装置としてコア・メモリーが使われていました。写真中央は1980年代、通信用に使われていた大型コンピュータ(確かGE 635)を分解した時に頂戴したコア・メモリーで、記憶容量は2KB(虫眼鏡で確認したら32x32=1,024のコアが16面で16Kビット、即ち2KB)。

このコアメモリーの大きさは縦横約15cm、225平方cmなので、1平方cmあたり約0.008KB。最近買ったデジカメ用メモリーカードは約6平方cmで16GBなので、1平方cmあたり約2.67GB。ということは、この数十年間で記憶密度が3億倍以上になった訳ですね。

コアメモリー

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思い出の小物たち (22) マイクロ・プロセッサー


現役時代に、あるメーカーの担当者からいただいたインテルのマイクロ・プロセッサー、ペンティアム。15年近く前の話なので、今ではもっと小型化されているんでしょうね。

当時は、情報化コスト削減プロジェクトの一環で、社内PC総見直しを担当していて、ユーザーの意見取りまとめに苦労した記憶があります。そんなことも、今では良き思い出になっています。

MPU

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思い出の小物たち (21) C11


小学校時代の先生の勧めもあって、中学校は東京都千代田区立一橋中学校に横浜から電車通学。その頃、神田駅近くのカワイモデルで買ったHOゲージのC11。お年玉をためて未塗装キットを買ったんでしょう。

レイアウトを作りたかったのですが、HOゲージは全てが高くて子供が手を出せる代物ではありませんでした。いつかNゲージあたりで小さなレイアウトを作り森林鉄道を走らせるのが夢です。

C11

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思い出の小物たち (20) 古今亭志ん朝


2001年に亡くなった三代目古今亭志ん朝。一番好きな落語家でした。

写真は1985年のドイツ赴任に際して、日本語が懐かしくなるのではないかと考え買ったテープで、案の定、オランダなどへのドライブ時には大いに楽しませてもらいました。現在はCD版に切り替わり、更にDVD版も発売中で、いずれは欲しいですね。

古今亭志ん朝

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思い出の小物たち (19) ナンバープレイト NY


2000年8月、娘の大学への通学を考えて、コネチカット州(CT)から隣のニューヨーク州(NY)に引っ越しました。高速道路を見下ろす高台の家で、庭を親子の鹿が走り回るようなのどかな環境でした。

現在のニューヨーク州のナンバープレイは写真のものとは別デザインとなっていて、自由の女神が描かれているのは、これが最後だそうで、寝室の収納の扉に貼って、毎日眺めています。

ニューヨーク

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思い出の小物たち (18) ナンバープレイト CT


1998年4月から2000年8月まで住んだ米国コネチカット州(CT)のナンバープレイト。

車はいろいろと替わりました。前任者から買ったボルボのワゴンとオールズモービルは調子が悪く暫くして廃車。次はかみさん用のスバル・アウトバックで、2002年の帰国まで使いました。小生用には友人から買った三菱パジェロ、更にはパジェロを下取りに出してVWの黄色いニュービートル・ターボ。この車は、帰国後に残った娘が2004年まで使っていました。娘には、大学に通い始めた2000年にVWゴルフを。

といった塩梅で5年間で計6台。零下20度の冬も半袖で過ごせるような暖房設備とか、一人一台の車とか、米国はエネルギー大量消費型社会です。

コネチカット

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思い出の小物たち (17) トーテムポール


小学校の時に作ったトーテムポール。それらしくはできあがっていますが、級友の中には後ろに翼を付けたアイデアマンもいて、悔しかったことを覚えています。

昨年亡くなった畏友Y君の結婚披露宴にこのトーテムポールを持参し、手にかざして祝辞を述べている写真が残っています。余りに昔のことなので、何を話したかは覚えていませんし、披露宴会場にいた人々の中で小生がトーテムポールを持って話したことを覚えている人はいないでしょうね。

トーテムポール

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思い出の小物たち (16) オーストラリアのコイン


1981年の出張時に手に入れたオーストラリアの50セント記念コイン、片側に白いフェルトを貼って、2008年に作ったオセロ盤の駒にしています。

コインの由来については以前書きましたが、あの時代から30年が経ちました。隣に住んでいる年老いた両親に接していると、生まれてからこの世を去るまでの人生の「形」が見えてきたようで、2009年12月31日付日経新聞朝刊で見た津本陽さんの「私の履歴書」の次のような文章が小生の今をうまく表しています。

『私は過去から未来へとつながる紐帯のような、無数の人間の生命の光芒のなかで一瞬の光を放ち、どこかへゆく』

コイン

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思い出の小物たち (15) マビカ


SONYのデジタルスチルカメラ「マビカ」です。2000年ころにニューヨークで、帰国する同僚から買ったものです。

今では信じられませんが、記録媒体として3.5インチのフロッピーディスクを使います。MS-DOSフォーマットの上にVGA(640x480ドットということは30万画素ですか)のJPEGファイルとして記録されるので、PCで直接読むことができました。でも、FDDを持っているPCなんて、絶滅しましたね。

マビカ

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思い出の小物たち (14) 東ドイツの紙幣


東ベルリンや東ドイツへは、学生時代の1972年と、デュッセルドルフ駐在時代には仕事も含めて何回か出かけました。入国時に駅やチェックポイントで強制両替させられたのが写真の紙幣です。

1972年当時はパスポートの渡航先ページに確かソ連、東ドイツ、北朝鮮を除外するといった規定が印刷されており、東ベルリンに入る前に、西ベルリンの日本領事館へ行ってその部分を改訂してもらった記憶があります。

現地では、両替した紙幣で買うものは少なく、食事も不味いし、仕方なく記念切手を買ったものです。

東ドイツの紙幣

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思い出の小物たち (13) おはじき


これまた小学校時代の愛用品だったおはじき。机の上からはじいて落とすと自分のものになるというルールで、教室でよく勝負したもんです。

子供銀行券でも遊びました。何かの売り買いを真似て遊んでいるさなかに、胴元が銀行券の供給量を増やすと、あっという間に物価が値上がりしたりして、経済学の勉強にもなったことを思い出しました。

おはじき

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思い出の小物たち (12) IBM 3850


社会人になって数年後に導入されたのが IBM 3850 なる記憶装置。MSS(Mass Storage System)と呼ばれ、写真の高さ9cmほどのデータカートリッジ内に巻きとられた容量50MBの磁気テープに記録する仕掛けで、カートリッジ2,000本を収容するシステムの総記憶容量は約100GB。

IBM 3850 がいくらしたか分かりませんが、今では5万円のノートでも160GBのHDDが付く訳で、技術進歩の速さと大きさには驚きます。

IBM 3850

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思い出の小物たち (11) メンコ


子供のころに遊んだメンコ。

良く見ると月光仮面、赤胴鈴之助、七色仮面、まぼろし探偵などとあり、テレビのある家は少なかった当時の子供たちは素朴に生きていたんだなと感心します。

メンコ

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思い出の小物たち (10) リンガフォン


小学校低学年、余裕はなかったはずの両親が買ってくれたリンガフォン、英会話の教材です。これを使って練習した記憶はほとんどありませんが、どこかで英会話習得の役に立ったんでしょう。

回転数が78RPMなので再生しようがありません。

リンガフォン

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思い出の小物たち (9) フジペット


50年ほど前に買ってもらったカメラ、フジペット。レンズ横についている三角形のレバーを左(チャージ)、右(解放)と順に押し下げることでシャッターを動かす仕組みでした。

ネットで調べたら発売開始は1957年(昭和32年)で価格は1,950円。当時30円のラーメンが今600円とすると、1,950円は約4万円。案外高かったのかもしれません。

フジペット

| すうさん | 08:24 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
思い出の小物たち (8) 真鍮の楽隊


ドイツ時代にいただいた真鍮の楽隊、ポーランドのお土産です。

真鍮や銅の板、棒、コイル、などでできていて、なかなか楽しい連中です。このお土産、いろいろなバリエーションがあって、中には木の枝の上に一列に並んだ楽隊もありました。

いただいたのはベルリンの壁が崩壊する前だったので、現在作られているかどうかわかりません。

真鍮の楽隊

| すうさん | 08:10 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
思い出の小物たち (7) オランダの家


これもオランダ出張で買ったもので、アムステルダムの通りに並ぶ古い家々がミニチュアとなっています。メーカーはRoyal Goedewaagen。

当時確か、通りごとに1セット6軒で3,000円くらいだったと記憶しますが、同社ウェッブショップでは1軒19ユーロ(約2,500円)、値上がりしたもんです。

オランダの家

| すうさん | 08:49 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
思い出の小物たち (6) ザンビアの紙幣


1980年代にザンビアに出張した友人からもらった紙幣で額面は1クワチャ(Kwacha)。紙幣の顔は、1964年東京オリンピックの年にイギリスから独立した時の初代大統領。

現在のレートは1クワチャが大体0.02円(ということは100クワチャで2円)で、この紙幣は使われていないようです。

ザンビア

| すうさん | 08:16 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
思い出の小物たち (5) 玩具のミシン


前々回の台秤、前回のコーヒー・ミルと同じロッテルダムの古道具屋で買ったもので、高さは20cm程度。玩具としましたが、もしかするとそうではないかもしれません。

材料として鉄が中心だった時代に生まれたものには何か懐かしさが感じられます。プラスチックが多用される遥か以前の1949年生まれだからでしょうか。現代の子供たちの目には、このミシンはどう映るのでしょうかね。

ミシン

| すうさん | 08:39 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
思い出の小物たち (4) コーヒー・ミル


前回の台秤と同じロッテルダムの古道具屋で買って車で持ち帰ったものです。

先日台所の換気扇を20年ぶりに交換しましたが、使っている鉄板やプラスチックが薄いなど新しい換気扇の作りのチャチなこと。

人間はものの「重さ」を心地よく感じることが多いのではないかと思います(「重さ」とは必ずしも重量である必要はなく、見た目の「重さ」も含まれます)。軽くて安い製品づくりも大切でしょうが、このコーヒー・ミルのように「重さ」を感じさせる製品が生まれてほしいですね。

コーヒーミル

| すうさん | 08:04 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
思い出の小物たち (3) 台秤


1985年5月から1990年11月のドイツ駐在中、お隣オランダはロッテルダムにあった現地法人の決算処理も手伝っており、少なくとも年に2回は車で古今亭志ん朝を聞きながら出張したものです。

その現地法人近くのビルに店を構えていた古道具屋で買ったのが写真の台秤。フルーツや野菜などを計るのに使われていたのではないかと思います。

秤

| すうさん | 08:03 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
思い出の小物たち (2) サケの彫りもの
 
2005年夏に始まった北海道庁のプロジェクトでは毎月のように帯広に出張しましたが、仕事を終えた後の北海道旅行が楽しい思い出となりました。

釧路の観光バスツアーで見つけた素晴らしい木彫り。「憲」と朱で書かれた木札が付けてあるのが特徴でした。阿寒湖湖畔の土産物屋でも同じ作家のものを見つけ店主に伺ったところ、旭川の佐藤さんの作と分かりました。

北海道に住む友人ご家族総出で佐藤さん探しをしていただいて、とうとうお名前が佐藤憲治さんで住所と電話番号も分かり、2006年2月の雪の中、工房にお邪魔して譲っていただいたのが写真のサケとカレイ。材は槐(エンジュ)で、サケが全長90cm、カレイが28cmです。

鮭の彫りもの

| すうさん | 08:30 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
思い出の小物たち (1) 黒檀の彫りもの


人生60年も生きてくると、思い出が詰まった小物たちがたまってきます。そんな小物をとりあげて、思い出の一端をご披露します。トップバッターはケニアはモンバサの海岸で手に入れた黒檀の彫りもの。

ドイツ駐在中1989年のケニア旅行では、前半1週間はマイクロバス(日産キャラバンでした)で国立公園を巡り動物を堪能、後半1週間はモンバサの白砂の海岸でゆっくりしました。

モンバサのホテル前の海岸で動物の木彫りを売っていたおじさんの手元に置いてあったのがこの彫りもの。「売り物ではないよ」というおじさんの視線がわがスニーカーに釘づけになっていたので、使い古したアディダスのスニーカーに約2,000円を乗せ、更にホテルのプールサイドのバーでビール1杯おごるからと言いふくめて交換しました。

何と呼んでよいのか。トーテムポールでもないしね。ずっしりと重く、水に浮きません。

木彫り

| すうさん | 08:32 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |

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