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バランス


本「三谷龍二の木の器」の以下の文章が気になりました。

『深い鉢を作り始めた頃、削り足りないまま終わることが何度かあった。電動工具で削っていると、その飛び散る木屑がすごい量なものだから、それに圧倒されてしまうのだろう。実際はまだ削り足りないのに、「これだけ削れば」、という気についなってしまうのである。でも、この器を食卓に乗せてみると、どうもいけない。磁器のお皿やグラスの繊細な印象の横で、この木の塊がゴロンとある姿は、一人だけ自己主張する、空気を読めない人のように周りと馴染んでいないのである。』

わかりますね、このバランス。素人の作るものは厚すぎたり薄すぎたり。バランスをとることがいかに難しいか、毎回の作品作りで痛感しています。

写真の器、2008年6月に受講した拭き漆講座で購入したもので、専門の木地師が作った汁椀です。人間とは素晴らしいもので、この椀を手にすると腰のあたりの繊細さを感じることができます。

木地椀

| すうさん | 08:32 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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