ホローイング・ツール2019 (2) ようやく切断
2019.10.14 Monday | category:Woodturning(旋盤)
机に乗せたスクレーパを眺めるだけでは先に進めないと、HSS(ハイ・スピード・スティール)というからには固いだろうなと覚悟して金鋸で切断しようとしましたが、全く歯が立たず。続いてディスク・グラインダーに切断用砥石を取りつけて切断部分に水を挿しながらゴリゴリ削ること暫し。1枚目をダメにして(砥石周囲が溶けたHSSでコーティングされたよう)2枚目でようやく切断できました。
この後、夫々に穴を開けボルトで締めれば完成と考えたのは浅学菲才故で、ドリルビットが空回りします。考えたら当たり前、HSSで作られたビットでHSSに穴をあけることは無理。木遊びの向かいにある宮島技研で教えを請うたところ、「放電加工機なら開けられるだろうがボルト穴を明けるのに放電加工機を使うことは聞いたことが無いな(やるとすれば相当に金がかかるとの意味と理解)」とのつれない回答でした。
思いつくのは溶接ですが、HSS同士を溶接できるのだろうか。溶接できたとしてもスクレーパーの先端が焼きなましされてしまいそう。あるいは比較的低温のロウ付けなのか。さてまたSGA(Second Generation Acrylic)接着剤なのか。久しぶりに悩んでいます。
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