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どうせ死ぬなら「がん」がいい

 

大分前に読んだ「大往生したけりゃ医療とかかわるな」の中村医師と、未だ読んではいない「がん放置療法のすすめ」の近藤医師の対談をまとめたのがこの本で、前立腺癌の疑いありということで最近精密検査を受けた高齢者として、関心を持ちつつあっという間に読み終えました。要すれば、次のような感じ。

 

■ (血液がんや悪性リンパ腫以外の)固形がん(日本人のがんの9割を占める胃がん、

  食道がん、肝臓がん、子宮がん、大腸がんなど)に抗がん剤は効かない(P.19など)

■ 猛毒の抗がん剤は正常な細胞も傷めるので患者は苦しむし、殆どの抗がん剤治療には

  副作用と縮命効果しかない(P.19)

■ 手術で臓器を傷つけたり取ってしまうことで身体の負担は大きい。がんが痛むのでは

  ない、治療で痛むのだ(P.16 )

■ 検査で見つかるがんの大部分は潜在がん(放っておいても大きくならないがん)か

  「がんもどき」という転移しないし命にも支障のないがんである(P.43)

■ がんを放置すれば少しずつ体力が衰えて、傷んだり苦しんだりしないで、枯れて眠る

  ような自然な死を迎えるし、痛みが出たらモルヒネや放射線などの治療で苦痛を

  取り除ける(P.27 )

■ がんの場合は最後まで意識ははっきりしているのでゆっくりと身辺整理できる(P.13)

 

中でも中村医師の名言は「繁殖期を終えて生きものとして賞味期限の切れた年寄りには「早すぎる死」はない(P.28 )。死に方は生き方で、死は人生の総決算。死んでゆく姿を見せるのは「遺産」だから、この遺産を次に伝えなければいけないと思う。それが最後のぼくの役目(P.205)」。全く同感。暇つぶしをしつつ、人生の最後をどう生きるのかの基本設計が必要です。

 

どうせ死ぬなら「がん」がいい


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| すうさん | 08:11 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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