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異類婚姻譚

小説は殆ど読まないのですが、書名にひかれ第154回芥川賞受賞作品、本谷有希子さんの「異類婚姻譚」を手に入れました。因みに異類婚姻譚とは普通名詞であり、Wikiによれば「人間と違った種類の存在と人間とが結婚する説話の総称」で、「鶴の恩返し」などがこれに相当するとのこと。

主人公の「サンちゃん」が「ある日、自分の顔が旦那の顔とそっくりになっていることに気が付いた」ことで始まる不思議な物語で、「異類」と結婚するということはこんな風に日々が展開するのかもしれないなと思わせる展開の末に、植物だったのであろう「サンちゃん」の旦那は最後は山に帰るという筋書きです。主婦を中心とした日常が口語調の文章で活写され、小生にとっての芥川賞のイメージを(良い意味で)壊してくれました。

さて、飼い主の顔が犬に似ているということは、以前飼っていたケビン君の散歩で何回も観察済みなので、飼い主と犬との関係以上に近い存在である夫婦の顔が似てくるということは大いにあり得るでしょうし、わが家の場合もそうなりつつあるのかもしれません。

異類婚姻譚

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| すうさん | 08:48 | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |
Comment
物語展開のアイデアを創り出す力とそれを表現する文章力が重要と思いますが、そんな力を持ったら楽しいでしょうね。
Posted by: すうさん |at: 2016/03/04 3:59 PM
私も昨夜、文藝春秋3月号の方で読みました。読書後ほっこりする話でした。
Posted by: ショコ父 |at: 2016/03/04 10:54 AM








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