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葬式は、要らない

島田裕巳さんの「葬式は、要らない」を、ショッキングなタイトルに誘われて読んでみたのですが、戦後の核家族化や第一次産業人口減少などにより葬式は『明らかに簡略化に向かっていて、今や現実が葬式無用論に近づいている(P.153)』中で、島田さんが言いたいことは『最期まで生き切り、本人にも遺族にも悔いを残さない。私たちが目指すのはそういう生き方であり、死に方である。それが実現されるなら、もう葬式がどのような形のものでも関係がない。生き方とその延長線上にある死に方が、自ずと葬式を無用なものにするのである。(P.183)』という穏当なものでした。

島田さんは、葬式に関して悩ましいのは「戒名」と「墓」と指摘しますが、戒名については、山田風太郎の「風々院風々風々居士(P.163)」、宮脇俊三の「鉄道院周遊俊妙居士(P.166)」の例もあるように、暇つぶしの対象を戒名に仕立てるのも暇つぶしとしては面白いだろうし、戒名なしでもすっきりしているし、この問題は小生にとって大問題にはならない気がします。

墓については、歩いて10分ほどの所にある横浜市営墓地に祖父母時代からの墓があり、小生、弟夫婦はそこに入るのでしょうが、二人の子供4人の内3人は娘なので、息子1人に墓の維持管理を任せるのは大変かもしれません。とはいえ、息子の子供が男子とは限らないので後50年もしたら無縁化するかもしれないし、でもそんなことは何千年、何万年の人類の歴史では頻繁に起こってきたことだろうし、今から考えても仕方がないと思えばこの問題も大問題にはならないので、結局は「悔いを残さないように生き切る」ことが大事なことであり、言い換えれば「一生懸命に暇つぶしする」ということでしょうね。これならできそうです。

葬式は、要らない

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| すうさん | 08:39 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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