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百匹目の猿

高名な経営コンサルタントだった船井幸雄さんによる「百匹目の猿」は、イギリスの生物学者ライアル・ワトソンが1979年出版の「生命潮流」で述べた「百匹目の猿現象」を利用すれば「いまピンチに瀕している地球や人類を救うことも可能になる(P.7)」と説くものです。

「百匹目の猿現象」とは、宮崎県幸島(こうじま)の猿が覚えた「芋洗い(汚れた芋を水で洗って食べる)」という行為が、ある一定数の猿に学習されたのちに、遠く離れた大分県高崎山の猿に自然に伝わったという発見で、この現象は、同じくイギリスの科学者ルパート・シェルドレイクによる仮設「形の場による形の共鳴(生物の形や行動パターン、さらにこの世界の物理的なシステムは、『形の場』の成立とその『共鳴』によって、過去にそうであった形態にみちびかれ、それを継承している、という考え)(P.32)」によって説明可能としています。

ここまで読んできて「本当かいな」と感じ、ネットで調べてみると「百匹目の猿現象はライアル・ワトソンが創作した物語である。疑似科学又はオカルトに分類されている(Wikipedia)」とあるではありませんか。船井さんが言いたいことには賛成できることが多いのですが、それが自然と人に伝わるというのは、以上の理由で無理があるようです。やれやれ。

百匹目の猿

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| すうさん | 08:53 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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