外出自粛中ということでネットに触れる機会は多くなり、百年コンサルティング代表の鈴木貴博さんが「2週間後の新規感染者数」について記した DIAMOND online の記事について。経営戦略コンサルタントの鈴木さんが提示するのは以下の式で、基本再生産数とは「1人の感染者が何人に感染させるのかという数字で、COVID-19のそれは1.4〜2.5人とWHOが発表」とのこと。
なお、再生産数には「基本再生産数」とは別に、感染防止策をとった後の再生産数である「実効再生産数」というものがあって、鈴木さんの記事の「基本再生産数」は「実効再生産数」と読み替えた方が正しかろうと考え手直ししてあります。
2週間後の新規感染者数 = 現在の感染者数 x (実効再生産数 x (1-自粛率))
実効再生産数を1.7とし過去に遡って検算したところ見事に実数に近い結果が得られたそうで、式からはそんな臭いも感じられます。ただし、実効再生産数は季節によって変わる(夏は小さくなるといった)ことも考えられるので、少し暖かくなったGW以降については1.2として再計算すると現実の数字に近づいたと。素晴らしい。
ではこれからどうなるのか。「実効再生産数を1.0とすると緊急事態宣言解除の6月上旬には1日あたりの新規感染者数は(全国で)十数人まで下がる」との嬉しい結果となるそうで、鈴木さんの予測が当たるのか外れるのか、今から楽しみです(新規感染者数を表した下のグラフでは4月11日の720人に対して5月20日は37人まで下がってきており、もう一息の感じ)。
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