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COVID-19点描 (5) ピークは複数回
2020.05.10 Sunday | category:Neighborhood(ご近所)
略100年前の1918年(大正7年)から1921年(大正10年)にかけて猛威を振るったのがスペイン風邪と呼ばれたA型インフルエンザ(H1N1亜型)。2005年の東京都健康安全研究センター年報に掲載の論文「日本におけるスペインかぜの精密分析」によれば、スペイン風邪による国内での死者数のピークは大きなものが1918年11月と1920年1月の2回で(同論文掲載の以下図ご参照)、国内では合計40万人近く、全世界では1700万人から5000万人が亡くなったそうです。
Wikipediaによれば「インフルエンザ・ワクチンの実験的接種は1930年代に始まり、1943年にはA型インフルエンザ・ウイルスについて、1945年にはB型インフルエンザ・ウイルスについて本格的に接種が開始された」とのことなので、ワクチンも治療薬も持たずに集団免疫でスペイン風邪を乗り切ったんでしょう。COVID-19による死者のピークは何回か訪れるかもしれないし、人類はCOVID-19を如何に克服していくのだろうか。
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