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こゞめ大福@竹隆庵 岡埜

 

農作業ボランティア仲間から鶯谷に本店がある「竹隆庵 岡埜」のこゞめ大福をいただきました。ジャンボ・サイズ、甘さ控えめ、ヨモギの香りが特徴でしょうか。ご馳走さまでした。

 

包装紙を見ると、文人墨客や大商人が住まいを構えた根岸の里を描いた墨絵に「根岸 御行(おぎょう)の松」とあります。Wikipediaによれば、1928年(昭和3年)夏に枯死した樹齢350年の初代の松は高さ13.6m、目通り4.9m(直径1.6m)だったそうで、江戸や東京の名物だったんでしょう。多くの人が忘れてしまったであろう、そんな歴史を包装紙と大福の味で伝える。素晴らしいことです。

 

ところで、根岸の里といえば、二句と結句を「根岸の里の侘び住まい」とすれば俳句ができあがるという話を落語の枕で聞いたような。例えば「吾亦紅 根岸の里の侘び住まい」とか「水温み 根岸の里の侘び住まい」。さらに下の句を「それにつけても金の欲しさよ」とすれば「吾亦紅 根岸の里の侘び住まい それにつけても金の欲しさよ」とか「水温み 根岸の里の侘び住まい それにつけても金の欲しさよ」と狂歌になるんですと。

 

御行の松


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| すうさん | 08:21 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |

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